2009年4月に開催された
石垣島トライアスロンに
2度目の挑戦。
その訓練とレースの全貌を記録!

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第6回「レース・スタート!」(4/28 up)


ついにその日がやってきた!
レース前日の朝、羽田から那覇経由で石垣島に到着。
石垣空港で大阪の仲間達と合流。

今回は一人でやるA組参加にボクと初挑戦の女性との2人。
リレーのB組に3チーム。
選手11人、応援3人の合計14名で会場に乗り込んだ。

レース前日は曇り空で若干小雨の降る天気。
そして向かえたレース当日は曇り空。
風はやや強めだけど陽が無いぶんコンディションはいい。

今回タレントも数人参加していることもあってか
石垣島トライアスロン始まって以来最高の参加人数。
A組だけで1260名のエントリーだったらしい。
でもそんなことはボクには関係無い。
何人出ようと前の方でのゴールを狙うのみ(笑)

いつものようにスタートはスイムから。
A組のウェーブスタートは9組に別けられている。
ボクは2番目にスタートを切る、第2ウェーブ。

昨年のバトル(人が折り重なり合い泳ぐ状態)で苦しい思いを
したので、どうするか悩んだ挙げ句に取った作戦は

スタートダッシュ!
兎に角、始めに集団から抜け出しバトルを回避する作戦。

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ボクは遠慮も無く最前列に陣取りスタートを待った。
第1集団がスタートしてから1分後、ボクのいる第2集団のスタート!

ほら貝の様な音のスタート音と共にロープが上げられる。
と、同時に海に向かい突進!思いっきり飛び込んだ!

普段キックは2ビートでしか打たないけど
キック全開!(笑)
腕の回転も上げて突き進んだ。

スタートダッシュが成功しスタート直後の
バトルから抜け出せた。
200mぐらいまでは第2ウェーブ集団の先頭位置で進んだものの
すぐに力尽きて徐々に後続に抜かれはじめた。

海上での折り返しでブイを回るところでは
多少接触があったもののスタートダッシュの
お陰で今回はほとんどバトルに巻き込まれなかった。

抜いたりもしたんだろうけど抜かれた印象しか無い。
自分の状況は泳いでる最中はよく分からないので
兎に角必死で泳ぐだけ(笑)

温い海水から時々メチャ冷たい海水に変わるところが
何ケ所かあり驚いたけど、どうやらそれが
潮の流れが出来ていたところだったみたい。

そんな感じで状況は明確には分からないけど、
かなりコースを大回りしていたみたい‥‥
そりゃバトルも無いはずだワ(笑)
で、タイムは思った以上に悪かった。

8時1分にスタートを切り、
泳ぎ終わり陸に上がったところで時計を確認!
8時30分‥‥遅!
目標時間を大幅に下回ってる。

29分24秒(190位)

去年のタイム30分34秒(290位)より
1分5秒早く、順位はちょうど100位あがってた。


頭の中で
「なんでー!?」と思いながら
次のバイクへと移る。
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今回参加者が増えたことからバイク置き場が
離れた広い場所へ変わっていて
スイム終了後そこまで約500mほど裸足で走らなきゃいけない。

ただでも泳いだ後に走るってしんどいのに、
裸足でアスファルトの上を500m‥‥信じられない‥‥

でも走り出したら必死になってた。
ウエットスーツの上を脱ぎながら、
しかもほとんどダッシュ状態。
悲しいけど思考停止で反射的に体を動かしてた(笑)

走りながらふらつくのでヤバイって思ったけど
まわりの人もふらついてるので変な安心感をもったりして‥‥(笑)

そんな状態でトランジションエリア(バイク置き場)に突入!
ボクのゼッケンナンバーは「250」
ボクの場所はエリアの出口付近。

その場所で大慌てでウエットスーツの下を脱ぎ捨て
サングラス、ヘルメットを付け、靴下バイクシューズを
履きバイクを押しながら乗車位置までまた駆けてく。
そして飛び乗り
バイクスタート!
兎に角必死のパッチと言う言葉がピッタリな状態が続く(笑)

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つづく   
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