2009年6月14日
「いわて銀河100kmチャレンジマラソン」
にラン仲間のEさんと共に挑戦した。

きっかけは今年50才を迎えたEさんの記念として出ようというものだった。
もちろん2人とも100kmマラソンは初めて。

この100kmマラソンのために1度に走った最長距離は55km(2回)。
55km以降どんな走りが出来るかまったく分からないままの挑戦となった。







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前日の13日(土)に北上に入りレースに備えた。
午後8時に就寝。

翌14日(日)午前2時に起き、
準備、そして出発。

もちろん外は真っ暗。

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北上駅前から出る送迎バスに乗り
スタート会場の北上総合運動公園に向かう。
重たい空気が漂う(笑)

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北上総合運動公園の周りには外灯もなく
真っ暗。施設の灯りだけが闇に浮かび上がっていた。

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4時が近付き、
スタート地点に並びスタートを待つ。

少し空が明るい青に変わってきた。

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スタート直後から徐々に明るくなってきた。
空は曇っている。
気温15度というアナウンスがあった。

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ランナーが多くて走り難い。
でもこれから100km走るので特に慌てず
周りのペースに合わせて走る。
. 15キロ辺りから少しづつ他のランナーとの
間隔が広がってきた。

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朝早いうちは曇り空で空気もひんやりして
気持ちいい。

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35kmぐらいまでのup、downは特に
気にならずに走れたが‥‥



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山を上りだした35km付近
陽も差してきて気温も上がり始めた。
山の奥へと入って行く。

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45km付近、豊沢ダムの上。
疲れが出始めてきた‥‥

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豊沢ダムを過ぎて初めてトンネルを
くぐる。

「クマにご用心」との標識が現われた。
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しかしこの絵は注意を呼掛けているわりに
ほのぼのし過ぎでは無いか?(笑)
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別の標識が出てきた‥‥

この絵は初めのものよりかは緊迫感が
あるかもしれないが、やはり外して
いるように思う。
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リスの標識が出てきた‥‥

楽しそうなリス‥‥
何を意味してるのだろう?(笑)
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することがないので
自分を写す(笑)

ちょうど中間地点の50km、
走行時間は4時間55分。

まずまずのタイムだけど
かなり足にきていた‥‥

坂を上り続けてようやく55km地点。
標高約440mまで上った。
足は早くも限界に近付いてきた‥‥
コースの最高標高地点530m。
スタートから57.5km地点。
そして11箇所目のエイド。

エイドでは水をかぶり、
スポーツドリンクを飲み、
小さなおにぎり、バナナ、みかん等を
食べる。
でもできるだけ立ち止まる時間を
少なくし先に進んだ。



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55kmを過ぎたぐらいから
足は棒の様な状態になり減速。。。
兎に角辛い。

この辺りになると前後を走る
ランナーは1〜2人いるかいないか。

他のランナーがまったく見えなくなって
独りで走る時間も多くなり、
辛さは急激に増す。

精神的、肉体的にも経験したことのない
辛さを堪能する。(笑)

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お昼近いこともあって日差しは真上から‥‥
意外と陰が少ない。
暑さもピークに。
5キロごとに現われるエイドが
まさにオアシスに思えた。

この頃、何度リタイヤしようかと考えたか分からない‥‥

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残り30km。
でも気持ち体力の余裕はまったく無い。

否、無いと言うよりマイナスと言った方が適切かも‥‥

70km地点での
走行時間は7時間29分。(時刻は午前11時29分)

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74km付近で正午をむかえた。
ゴールの制限時間まで後6時間。

6時間かけて26km走ればいいんだ!と、
気持ちに余裕を持てる発想をして
ただただ進む。

兎に角暑い。



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時折現われる他のランナーも
苦しそうな走りをしている。
80km過ぎから急激な下り坂が始まった。
下り坂がこんなにも辛いと感じたのは
初めて‥‥

間寛平さんがアースマラソンで
「ア〜メ〜マ〜」と叫んでいる気持ちが
少し分かった様な気がした(笑)



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途中景色を撮る気力も無くなった(笑)
キロ表示を撮影するのが精一杯。

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随分山を下り、鶯宿(おしゅく)温泉付近まできた。
徐々に沿道からの応援も増えはじめる。

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11時間を切れるかもしれないと思い
90〜95kmまで力を振り絞りスピードを
出したけど途中の急な坂道で再び減速。
11時間切りは無理な状況に‥‥
力が入らないままラスト5kmに突入!

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ラスト5km過ぎからは1kmごとに表示があった。
そして最後の表示。
午後3時10分過ぎ遂にゴール!

11時間10分かけて100km走った!


あまりにも辛いレースだった。
ゴール直前にはぐっと来て、
込み上げるモノがあったので
サングラスをしたまま
ゴールテープを切った。

よくもまぁこんなレースに出たものだ。
100kmも走ったことが自慢になるかは
疑問だ(笑)
むしろ恥ずかしいことをしてしまった
様にも思う(笑)

スポーツを超えて修行のような行為だった。

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そして待つこと3時間弱、
制限時間の午後6時が迫ってきていた。

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仲間のEさんが帰ってこない。
収容バスにも乗って帰ってこないので
諦めずに走っているのだろう‥‥

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いよいよ制限時間まで10分を切り、
あぁ〜間に合わないか‥‥と、
慰める言葉を考え始めた(笑)

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と、そこに
帰ってきたーーっ!!
制限時間7分前!
無事ゴール!よかったー!

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長い長い一日は終わった。

レースでの感想をEさんと話し合い。
鶯宿(おしゅく)温泉の宿で
体を休め早々に眠りについた。